「性は身近なもの」がモットーのブロガー、夏目江理です。こんにちは。
ところで、大学生〜中年まで、年齢に関係なく「なんとなくレスになった」というカップルは私の身近にもいます。
多くのカップルは、明確にセックスをする!しない!と決めているわけじゃなく、「なんとなくレスになる」のと同じくらい「なんとなくセックスをする」のではないでしょうか?
その「なんとなく」は習慣の問題だと思います。
セックスへの流れをつくる習慣をつくれば、意識的にセックスの機会をもつことができます!
今日から試せることばかりですので、しっくり来るものがあれば、ぜひ取り入れてみてください!
もくじ
そもそもセックスレスとは?
そもそもセックスレスとは、どういう定義なんでしょうか?
ここで一度おさらいしてみましょう!
セックスレスとは、日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1ヶ月以上性交渉がないカップル」と定義されている。しかし、便宜上「カップルのうち、どちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間それができない状態」を総じて「セックスレス」と呼ぶのが一般的な解釈である。セックスが無い、あるいは回数が少なくても、カップル双方が不満や苦痛を感じず、関係が良好ならば「セックスレス」という言葉を使って問題として顕在化する必要がないからである。(wikipediaより)
セックスレスは、セックス頻度が少ないという事実そのものを指すものという認識ですが、
パートナーのうちどちらかあるいは両方が、「セックス頻度が少ないと感じていること」が本質だと考えられています。
セックス回数が1年に1度だとしても、それがお互いにとって心地のいい頻度であれば、セックスレスとして問題にならないんですよね。
頻度そのものではなく、どちらかあるいは双方に不満があるかないか、で判断されるということですね!
「レス予防」3つの習慣で、セックスしやすい雰囲気作り!
ここからは、日頃からどのようなコミュニケーションを取っていればセックスしやすいのか?
実際の方法についてシェアしていきます!
普段から下ネタなどの雑談をする
例えば、2人でテレビをみているとき…
♪(CM)あなたの風邪は、どこから?
みたいな感じなので、いざ真面目にちんこの話をしたくなったときにも全くハードルがありません。
普段の雑談と、エロい気分になったときのトークの間に壁がない状態です。
もしかしたら、女性の方が「こんなこと言ったらはしたない」と思う傾向があるかもしれないですね。
まあ…でも、下ネタ言ったっていいんじゃないですか?だってパートナーと2人きりの空間なんですから。
私がオープンに下ネタを言うので、いままで交際してきた相手もどんどんオープンになっていくことが多かったように思います。
こんなコロコロコミック並みのくだらなさでなくとも、
「これちょっと、下ネタっぽいものに見えない…?」と何か見せてみたりとか、
「この前聞いた話なんだけどさ….」と誰かのエロネタを紹介してみたり(他人の話なのでハードル低い)、日常会話に少しだけ下ネタスパイスを入れてみることは有効です。
比較的試しやすいのは、以下の2つかなと思います。
- 女性が生理について相談してみること
- コンドームを一緒に選ぶ時にワイワイ意見交換してみること
「生理がきたよ」「生理のときってだいたいこんな症状が出るんだよね…」と打ち明けてみて、
「あなたは体調とか性欲の変化ってないの?」なんて聞いてみてもいいかも。
また、使う頻度の高いコンドームを「こんな記事を見つけたんだけど、どれにする〜?」なんて楽しげに選びあってみるのもおすすめです!
おすすめコンドームまとめ!カップルで実際に使った感想を随時更新!
ちょっと上級編だと、こんな話題もいいかも。
- どんなシチュエーションで興奮するの?取り入れてみたいから教えて!
- マスターベーションのとき、どういうオカズを使ってる?
「もっと喜んで欲しくて、セックスに取り入れるために教えて欲しい!」なんて伝え方だったら、相手の抵抗もちょっと下がると思います。
また、お子さんのいるカップルでしたら、「子どもに性のことを聞かれたら、なんて説明しようか?」なんて話題も、きっかけになっていいですね。
親として話し合う必要性が高い話題なので、仮に相手がちょっとシャイだとしても、かたくなに否定せずに話し合ってくれそうです。
【コンドームの達人!岩室先生】
Q. まわりに性の相談する人がいないのですが‥
A. そもそも性は相談するものじゃなくて会話のなかで「自己開示」し、その過程で自然に触れるもの。だから日頃から性について雑談するといいです。
A. だから僕の講演会は、基本的に僕の自己開示なんです#しびれた pic.twitter.com/YmibGaG1gA
— なつえり🍌バイブレーションうつ姫 (@poka_resort) January 31, 2019
スキンシップを意識的に取り入れてみる
「どうせイチャイチャしろってことでしょ….?」と思われるかもしれません。でも、ちょっと違います。
私がアメリカ留学中に「Family Communication」という授業で学んだ知識なのですが、
カップルが真剣な話し合いをするとき、体を触れ合う体勢で会話すると、話が解決に向かう確率が上がるんだそうです….!
私はそれを聞いてから、進路や価値観について話し合う時には手を握ったり、ハグしながらにしたり、足だけ絡ませて話すようにしています。(ただし相手にガチギレされてる時はポツンと目の前で縮こまります)
「繋がっているから大丈夫」「信頼している」「あなたが大事だからこそこの話し合いをしている」という非言語のメッセージが伝わるんですよね。
ですから、好きと伝えたり、おはよう、ありがとうと声をかける時には、
遠くから言うのではなく、ハグをはじめ肩ポンやキスなど、親密なボディタッチをあえて追加します。
これが習慣になれば、ボディタッチ=気持ちを伝えようとしているという2人の方程式ができます。
その勢いで「あなたとセックスしたい」も、ボディタッチとともに伝えやすくなるんですよね。
体のどこかを触りながら話し合いするのとてもよい!私もよくやる!!
子供に伝えたいことがある時とかもとても良い! https://t.co/yB8XiXyvkJ— つるたま🧻性教育トイレットペーパー (@tsurutamago_) March 18, 2019
「寝る時間」を決め、逆算してベッドに入る
私はパートナーに「日付が変わるまでには寝たい」ということを念押ししています。
ですから、10時30分〜11時00分までにベッドに入るようにすると、セックスしやすい流れができます。
11時くらいにベッドに入ってちょっとスキンシップする or 11時くらいに誘うと、
「寝る時間までに1時間あるしちょうどいい」という風に、セックスに流れやすい雰囲気ができます。
寝る時間と、起きる時間がバラバラのカップルはちょっとハードルがあるので、セックスしやすい時間的条件をお互いに把握しておくといいと思います。
朝早く子どもを保育園に送り帰宅時間が夕方のお母さんと、朝家を出て深夜に帰ってくる旦那さんだと、平日は「早朝5時」しか条件が揃うことがなかったりします….
でもそもそもの前提条件が明らかになれば、こんどの土日はちょっと子どもを預けて日中デートに行こうか…など、次の一歩が踏み出せるようになったりします。
【まとめ】簡単だけどアクションにうつせてないことも多い
●普段から下ネタなどの雑談をする
●スキンシップを意識的に取り入れてみる
●「寝る時間」を決め、逆算してベッドに入る
一つ一つは地味ですが、この習慣をじわじわ重ねていくことで、だんだん関係が育ちます。
仮に一時期セックスレスになったとしても、関係がしっかりしていたら、改めて話をするときもハードルが下がります。
カップルの相性は、初めからテトリスのようにぴったりハマることはほぼありません。
だんだんと形が合わさり「育っていく」ものだと思います。
セックスの相性や、頻度などの心地よさも、ほっといたら勝手に解決することではないです。
自分と好きな人のために、「レス予防」の環境づくりをしていきましょー!