「性は身近なもの」がモットーのブロガー、ぽかべです。こんにちは。
セックスにかける時間ってどのくらいが「フツー」なんだろう?みんなどうしてるの?
なんだかんだ、気になっちゃいますよね〜!
それではズバリ、お答えしましょう。
正解はありません。でもあえて目安を設定するなら「1時間」をめどにしてみましょう!!
です。
だって「正解の時間はありません」とだけ言われても、じゃあどうすりゃいいのよ!って思いますもんね。
以下、なんで正解がないのか?1時間の内訳は?について説明していきますね。
そもそもセックスのやり方に自信がない….という方はコチラ!徹底解説してます!
参考記事>>【完全版】初心者向け!性行為のやり方を優しく徹底解説。安全に気持ちよくセックスしよう!
もくじ
セックスにかける時間に正解はありません!
もちろんセックスは挿入・射精だけではありませんが、前戯などは意識的に時間を調整できる行為ですよね。
この見出しではあえて分かりやすくするために、挿入から射精までの時間に話を限定します!
世界各国から集まった射精までの500組のカップルにストップウォッチを使用してもらい、4週間にわたって挿入時間を計測した研究があります。(2005年に発表)
国籍は5か国あり、国の違いによっても数値が異なったそう。すべてを平均した値は5.4分(最短0.55分〜44.1分)でした。またこの平均値は年齢とともに著しく低下する傾向があり、18〜30歳のグループの6.5分から、51歳以上のグループの4.3分に減少しました。
挿入時間の平均は、5.4分という結果に。



….ということで、セックス全体の時間も、射精までの時間も、「どのくらい持続できればいい or ダメ」という範囲は決まっていません。
ただ、それじゃあ結局どうしたらいいかわかんねぇっ!!!笑
と思われるのも、ムリはない….
そこで、体と心に負担がかからず、きちんと満足ができる可能性が高いセックスの手順とその目安について、私が以下まとめてみました!!
最低限「1時間」はかけてセックスしてみよう!!!
<最低限!セックスタイム1時間の内訳>
・イチャイチャタイム:10分
・前戯:30分
・挿入:5分〜10分
・後戯:10分
このスケジュールは「最低限これくらいかけたら、心も体も満足度が上がるはず!」と、私が個人的に考えたものです。
あとは、パートナーとの関係性にあわせて、お好きにカスタマイズしていってください〜!
イチャイチャタイム10分
イチャイチャタイムとは私が勝手に作った言葉で、前戯(全身への愛撫・手マン・フェラなど)の前に親密な話し合い・ふれあいをする時間のこと。着衣・脱衣を問いません。
ハグしあったり、親密な話し合いをしたり、キスで気分を盛り上げたり、体を優しくなでて触ったりするようなイメージです。ふれあうことを純粋に楽しむ10分間にしてみてください。
男性・女性ともに、リラックスをつかさどる副交感神経が優位になっているときに、感じやすく、性器がきちんと充血して濡れてくるんです。イチャイチャタイムを実践することでお互いに安心感を感じられ、心も体もスムーズにセックスを開始できるのです。
本格的に性感帯を刺激し始めるまでの期待感を高め、効果的に焦らすこともでき、オススメです!
前戯30分(全身への愛撫・手マン・フェラなど)
とくに、女性への前戯に時間をかけることが重要です。
こうお伝えすると男性からよく「えっ、ちょっと面倒くさい….」という反応が帰ってくるのですが、そういう人に限って、自分だけフェラを要求していたりしますので、反省してほしいです。笑
さらに、女性への前戯は男性自身のためでもあるんです!よく女性で「挿入で気持ちよくなれない….」「彼氏が早漏で….」と悩む方がいます。でも単純に、挿入前に性器の受け入れ態勢がOKになっていない場合も多いんです!
そもそも挿入しても気持ちよくなりづらいこともありますし、やっと気持ちよくなってきた….という段階で男性が先に射精して「これからだったのに!」と不満を募らせてしまうケースも。
しかも、しっかりと濡れている状態の腟に挿入したほうが、ふかふかとして収縮も活発になるため男性側も気持ちがいいんです。そして、ハデにピストンせず、挿入時間がそれほど長くなくてもしっかりと快感が高まります。男性にとってもその方がラクですよね。
何より、感じている女性パートナーの顔を見ながらするセックスのほうが、ずっと楽しいですよね!
女性が今後のセックスに積極的になるためにも、挿入前にしっかりと前戯を行うようにしましょうね。
また、男性パートナーにも、ツボを確認しながら前戯を行ってあげましょう!
これで、目安として15分ずつ交代しながら2人分。だいたい30分くらいかけて前戯を行うのがいいと思います。
挿入5〜20分
これは、カップルによってかなり異なってくる部分です。
しかし、前述したような前戯がしっかりできていれば、最低5分ほど挿入・適宜ピストン運動を行えば「腟を突かれたい」と思う女性も、快感を高められるのではと思います。
また、挿入はなにもピストンだけではありません。女性が主導権を握る騎乗位などで、恥骨を前後にこすりつけるようにしてユラユラとする動きかただってあります。(クリトリス刺激も加わり快感度が高いですし、自分の腟内の性感帯にピンポイントで当てることができるのでおすすめ。)
また、ピストン運動に限れば、挿入時間だけが尺度ではありません!
ちょっと計ってみたのですが笑、リズムよくパン・パン・パンとピストン運動をしたら、30秒あったら、まあ30〜50ストロークくらいは達成するのではないでしょうか。
さらに、体位を変え続けて続行すれば、5分間でかなりの回数ピストンを楽しめるのではないでしょうか。そう考えれば、短いようで、充実した5分間にできるはず。
(もちろん人によりますよ!あくまで目安でしかありませんので焦る必要ナシですw)
ピストンを、ぜひ丁寧に楽しんで、味わってみましょう〜!
後戯10分
挿入があったら、男性側のホルモンバランスが変わりいわゆる「賢者モード」に突入するので、おのずと終戦・休戦モードになることが多いです。
そんな時、男性はちょっとガマンして「後戯」をしてみてほしいです!
なにも、ロマンチックなピロートークをしなきゃいけないわけではありません。笑
せめて、相手をベッドに置き去りにしてサッサとシャワーを浴びに行かずに「気持ち良かったね、ありがとう」とヒトコト声をかけたり、「どうだった?」と感想を求めるだけでいいのです。このワンクッションがあるだけでも全然違います!
後戯についての記事はコチラ!
参考記事>>性の話題でカップルの関係性はもっと深まる!後戯の時間を活用しよう
欲を言えば、ですが、肌を触れ合わせていっしょに一息つくようなひとときがもてたら最高です。
女性は男性とは違うリラックスホルモンが出ており、セックス後の余韻が長いのです。親密なまどろみの時間がもてたら、女性は、セックスに対して親密でポジティブなイメージをもつことに繋がるでしょう。
逆に「セックスが長すぎる」と感じている人も?
女性側の場合
セックスが長い、挿入時間が長い、と感じるおもな要因は以下があげられます。
・前戯が十分でなく、性器の受け入れ態勢が整っていない
・性交痛がある
・腟性感が十分に得られていない
・男性パートナーがなかなかイカないので疲れる(遅漏・腟内射精障害)
これらの状況を改善するためには、相手パートナーにしっかりと前戯をしてもらうことが望ましいですが、自分ですぐに実践できることとして「潤滑ゼリーの使用」が挙げられます。
潤滑ゼリーとはいわゆる「ローション」のことで、性器などの粘膜に触れてもOKなものを指します。
対症療法にはなりますが、ゼリーをつけて性交することで、腟粘膜の乾燥による痛みは大幅に軽減されるでしょう。
↑1982年「うるおい不足」に悩みを抱えた女性のために、日本家族計画協会医学委員会とジェクスが日本で初めて開発。薬局にも置いているので、そちらでも購入できます!(公式サイト)
↑粘度が高くて乾きにくいので、おすすめです!薬局などには置いてないので、ネット購入してください。
↑とにかく性交痛が不安な女性におすすめ。タンポン型で、腟奥まで潤滑ゼリーをちゅーっと注入して仕込んでおくことができます。乾きによる性交痛は、これでかなり軽減できると思います!こちらも、ネット購入で。
また、マスターベーションで腟性感帯を自分で開発するのがオススメです!誰にも気をつかうことなく、自分の体が気持ちよくなれるポイントをじっくり学ぶことができます。
以下の記事で、マスターベーションにおすすめのラブグッズをピックアップしておりますので参考にしてください!
参考記事>>【保存版】お悩み別おすすめラブグッズまとめ!セックスやオナニーをもっと楽しもう!
さらに、性感帯開発に関連して「腟トレ」もぜひ実践していただきたい手段の一つです。
こちらはハッキリと成果を実感するまでに、数ヶ月〜半年ほどみていただきたいのですが、腟性感の感度アップ・腟の締まりをよくすることで、より早く相手の射精を促すことができます。
腟の締まりを数値化してくれる、フェミメイトという商品はおすすめです!
参考記事>>腟トレグッズ「フェミメイトプラス」の使用方法を解説!離れられないオンナになろう
男性側の場合
まずはじめに、床にペニスを押し付ける形でマスターベーションするのはやめましょう。手でしごくオナニーにチャレンジしてみることで、腟内射精の感覚に近づきます。
床オナとは?>>【詳細解説】床オナってどうやるの?床オナ歴20年の僕が伝授するよ
さらに、強いグリップでマスターベーションに慣れてしまっている場合には、ややゆるい刺激で射精できるように練習することが有効です。
くわえて、女性パートナーと、疲れにくい背面騎乗位・対面座位・横になりながらの寝バックを実践して、バテないように挿入時間をのばすのも有効な手段です!
実際に、わたしの女友達が「遅漏のパートナーさんが腟内射精できなかったけど、背面騎乗位で主導権を握ったら、はじめてセックスで中イキできた」と伝えてくれたことがあります!!
バテにくい体位のアドバイスは、素敵ビッチBetsyさんの以下の記事が分かりやすいので参照ください!
参考記事>>自分史上ベスト騎乗位はポジション微調整で手に入れよう!バテない動き8パターン(実践編)
【まとめ】しつこいけど、一番大切なのは「時間」ではない。
セックスは、相手の心と体に向き合うことが大切。かける時間やセックステクニックよりも、思いやりをもつことのほうが本質的なんです。
目安は目安として参考にしつつ、パートナーと自分のあいだでしっかりとコミュニケーションを交わして、最高のカスタマイズをしていってくださいね!