「縄で縛られ、未知の自分を知る」緊縛歴10年・吉乃蕾(よしのつぼみ)さんの歩みをインタビュー!

吉乃蕾さんアイキャッチ

こんにちは!ラブライフカウンセラーのぽかべです。

緊縛歴10年、吉乃蕾(よしの・つぼみ)さんにインタビューしました〜〜〜!

縄で縛り、縛られる…そんな場を通して、どんなふうに自分や、自分の人生と向き合ってきたのか?
を語っていただきました!

 

そもそも緊縛(きんばく)って何?

縄を用いて、相手の体を縛り、自由を奪うこと。SMプレイのカテゴリに分けられることが多いです。
緊縛には、相手の体を傷つけないよう配慮して縛ることも求められ、テクニックを要します。

イエ〜〜〜イ!!!!閉経〜〜〜!!!!!!!

ーー吉乃さん、写真だと艶やかな色気を放ってますが、実際にお会いしてしゃべっていると快活でユーモアのセンスがあって、笑いが絶えません(笑)丁寧だけど、率直な言葉を使われる方ですよね…!

率直さは、即興劇などの舞台経験で培われたものかもしれないですね。自分を偽って板の上に立っていると、観ている人にすべて伝わってしまうので。それは縄でも同じです。

以前に「ソープ嬢にからむキモ客」役で、心の底からリアルな気持ち悪さを炸裂させようと演じたら、あまりに気持ち悪かったのか、最前列のお客さんからスッ…と目を逸らされてしまったことがあります(笑)

 

ーーめちゃくちゃ面白いです…(笑)

私は子どもを自分で産みませんでしたが、38〜9歳のときに、相手がいないのにどうしようもなくセックスしたい時期がありました。私の卵子の「最後の叫び」だったのではないか?と振り返っています。でも、そのまま一年経ったら卵子が諦めたのか、シーンとしました(笑)

最近のマイブームは閉経の観測です。閉経の瞬間を逃さず確認するために、基礎体温をつけ始めました。心電図も、ピッ…ピッ…ピーーーーーーーーーーって止まりますよね。だから、基礎体温が上がらなくなったタイミングでお祝いします。「イエ〜〜イ閉経!!!!!」って。

 

ーーイエーイ閉経!!!って初めて聞きましたwww 私も閉経のときに豪華なねぎらいパーティを開催したい。高級ホテルに閉経プランがあったらいいな…妄想が膨らみます!

 

緊縛との出会いは「エロマンガ」だった

ーー「エロ」との出会いはいつだったんですか?

小さい頃に、父が隠していたエロ本を見つけて読んでしまったこと。セーラー服のお姉ちゃんが原っぱにいて、なにかされたらしく、口の中に何やらいかがわしいモノが入っているカットで…。それ以降は凌辱ものに興奮するようになりました。あの時に、エッセンスが1滴入ったんでしょうね(笑)

成人してから、緊縛をテーマにエロ漫画を描くことがありました。そのとき印象に残ったのは「緊縛された体の参考資料が全然ない!」ってこと。ネット検索もしてたのですが、当時はボヤけたよく分からない画像しかなくて。ボヤボヤの画像を見ながら一生懸命描いた記憶があります(笑)

色っぽいお姉ちゃんが悲しい目に遭ってしまうようなシチュエーションが好きで、今思えば、そんな性が自分の中にあったんだなと。

 

その後、アニメ学校に通ってしばらく時が経ち…。レズビアンを公言している漫画家の竹内佐千子(たけうち・さちこ)さんの作品に緊縛の話が出てきて…。「そういえば緊縛の絵を描いてたな〜」と思い出して。

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またネットで画像を調べてみたら、こんどはいっぱい写真が出てきたのでビックリしました(笑)

それからは、緊縛好きな女の子と縛りっこしたりしてたんですが、本格的に緊縛にチャレンジしたのは30代後半になってからでしたね。

 

ちゃんと教室で習いたいな〜と思って見つけたのが、縄師の有末剛(ありすえ・ごう)先生の教室でした。

受講生同士で、ビジネスホテルを予約して、緊縛の練習をした日々もいい思い出ですね!

 

「私は、縛られていい。」縄を通して自分自身と向き合ってきた10年間

吉乃蕾さん 1

ーー緊縛を楽しむ人は、エロに積極的なイメージがありましたが、どうなんでしょう?

私はむしろ、男ぎらいなほうだし、セックスまでの心的ハードルがかなり高いほうだと思います。

昔から、女友達のことは大好きになるのですが、恋愛対象の異性にはなかなか心を開かなくて。半開きのシャッターの下から常にちらちらと外の様子を伺っているようなスタンスです。性欲発散のための自慰行為はフツ〜にするんですが、セックスは「この人だったらできるんじゃないか?がんばる!!!!!!!」くらい、気合を入れて臨む行為です(笑)

 

ーーじゃあ、緊縛で「相手に完全に身を委ねる」ってかなりハードル高い行為なんじゃないですか…?

そうなんです、シャッター半開きなので(笑)「私は、縛られていいんだ」と素直に思えるまでには時間がかかりました。自己否定、女性性否定があったんですよね。

生い立ちも影響していると思います。私の母は、本当は甘えたい人なのに、父には甘えられなかったんです。その姿をみて、幼いながら無意識に「母のよき夫」になろうとしていたのかもしれないな、と思っています。自分のわがままを言ったらいけない、母を守るべきだ、理不尽も受け入れなきゃ、頼れる人間であり続けなきゃ…とか。
かなり最近まで、そんな考え方が当たり前だと思っていました。この世に優しい男の子はいないから、私が優しい男の子でいよう、と。

 

ーー自分の中の女性性に目を向けることを意識的に避けていたのですね。

私の中で、縛られている女性は「色っぽいお姉ちゃん」のイメージでした。だから、私は縛られるような人ではない、と思っていたのですが…。縄を通して、ずっと否定してきた自分のなかの女性性に向き合わされたんです。

私の場合は人生で「何かを好きになる」がビッグテーマなのですが、なかでも「自分を好きになる」がいちばん苦手だったから、女性性を含めた自分自身のすがたに向き合わせてもらえたのは、本当に大きかったなと思っています。

 

ーー縛られることで、強制的に「向き合わざるを得ない」のでしょうか。

緊縛は圧倒的なものだから、自然と意識がそちらに向きやすく、「なんかすごいぞ」という感覚になりやすいです。人間は、強い刺激に反応しやすい。反応しやすいので、そのパワーに引っ張られることができる…ということなのかなと思います。

私がモデルをしている有末先生は、「縄は結界のようなものだ」「その中では、その人がどういう状態であっても許される空間になる」とおっしゃっています。縛られることで自由になれるんですね。

 

ーー私も緊縛のショーが好きで、実際に何回か観に行ったことがあります。縄を通してお互いがあんなに深い精神領域まで潜っているのに、ほどいたあとに一瞬で現実に戻ってくる振れ幅がものすごいですよね。

緊縛は人生の凝縮ですね。それをショーで見せてくれるから、やっぱり特殊なものだと思います。

反面、日常の喜びってなんとなく受け流してしまうけれど、きちんと受け止めてみると、緊縛のインパクトと日常は本当は地続きで、圧倒的な感覚が消えても緊縛から受け止めたものってなくならないんです。

つまり縄がなくても、わたしの日常は緊縛された状態でありつづけているのかもしれない、と最近思います…(笑)

 

縛られる行為には依存性もあります。依存の時期は多かれ少なかれ必要なんですが、卒業する時期は来ます。それを無視して、自分の足で立つ力を落とすと、立てなくなるかもしれませんね。

緊縛はパワーがあって素晴らしいものではあると思うのですが、緊縛は緊縛でしかありません。それを忘れずにいたほうがいいと思います。世の中には、勉強にハマって抜けられない、権力にハマって抜けられないって人もいますよね。すべて「何が自分の幸せなのか」に辿り着くための道のひとつにすぎないということですね。

 

 

ーー幸せのかたちを探究する。そこに正面から向き合うのはエネルギーが要りそうです。

私は高齢者に携わる仕事をしたことがあるのですが、高齢になると体も若い時みたいに動かないし、脳が受け止めた様々な情報を処理することもちょっと困難になってくる。
なのに「じぶん」という存在はどこまでもずっしりのしかかってくるんです。自分からは逃げられない、これまでの人生での人間関係や解消できなかった感情は消えない。そんなこんなでしんどくなっている人をたくさん見たんですよね。

でもやっぱり、そんなしんどさには、なかなか向き合えない。そりゃ、若くてエネルギーがある時にも向き合わなかったものに、今向き合うのは余計しんどいですよね。
その向き合えないぶんを、お子さんとかお嫁さんが引き受けていたり、我慢していたりする。どっちも気の毒だと感じます。

だから、自分は何が好きで嫌いで、何が気持ちよくて気持ちよくないのか、エネルギーのあるうちにきちんと向き合っておくべきなんじゃないでしょうか。

私自身、緊縛の活動を通して「自分の性癖って何なんだろう?」に10年間コツコツ向き合えてきてよかったと思っています。

 

「相手の予想の一歩先を行く」縄師のもつ極限の観察力。

吉乃蕾さん 2

有末先生は、モデルが望んでいるものを引き当てるのがすごくうまい。望みをジャストで突くのではなく、相手の半歩先をいく突き方なんです。モデルが「私って実はこんなことも望んでいるんだ」と気づきを促され、自分自身を知って発見していく過程を見るのが好きな方ですね。

モデルさんは、自分の美しさにも気づかされますね。縛られて自分に自信を持つ方、多いと思います!

 

ーー私の女友達はめちゃくちゃセックスが上手いパートナーがいるのですが「半歩先から予測して刺激を与えてくれる」と、同じようなことを言ってました。

自分の核になる部分って、自分だけで見つけるのは難しい。相手の核を見つけられる人は、相手に集中して、相手の空気の流れを感じられる人。本当に繊細な感覚ですよね。

私自身、そこまで繊細な緊縛に触れていたら、自分自身の感覚により敏感になってきました。

いままで緊縛で与えてもらって考えたり感じてきたものを、こんどは私が緊縛を通して返していけたらな、と思っているんです。

 

ーーそういえば、吉乃さん、「マニキュアを塗ったら、爪の違和感から体全体の均衡が狂って、ちゃんと動けなくなったからやめた」っておっしゃってましたよね…。(取材先のカフェのレジでの何気ない会話) すごく感覚が純粋というか、正直になっているんだろうなぁと思いました。

もっと身近なところだと、使い古したガビガビのタオルとふわふわのタオルのどちらかを選ぶ時に、ちゃんとふわふわのタオルを選べるようになりました(笑)
ついつい、「私はガビガビでいいや」と思ってしまうことってありませんか?でも、本当はふわふわを使いたいはずなんです!(笑)そういう自分の欲求を大切にして行動を変えられるようになってきました。
あとは、この人は嫌だなぁと思ったら近寄らない、とか。今までは「避けたらかわいそうやな」って気持ちが勝っていたけど、自分の感覚をまずは守るようになりました。

 

私が話したことはあくまで私個人の話だから、きっと一人一人、緊縛のストーリーは違うと思います。どなたもきっと大切に胸にしまっているそのストーリーはきっとどれも素敵だろうなあ、と思います!

個人的には、性のことは総論で語るよりも個人の話をていねいに聞く方が学びが深いと思っているので、身近な人へのインタビュー活動もしてみたいです。近所の魚屋のおかみさんの話とか、きちんと聞いて愛したいなあ。

 

ーー私も吉乃さんへのインタビューを通して、吉乃さんの見てきた風景や感じてきたものを、愛おしい、と感じました。本当にありがとうございました!

 

  • 緊縛が気になってきた…
  • 「委ねる」感覚を知ってみたい!
  • 吉乃さんの言葉にもっと触れたい♡

そんな方は、ぜひ吉乃さんのTwitterアカウントをフォローしてみてください。

また、有末先生や吉乃さんが関わる緊縛イベントに遊びに行って、触れてみてくださいね!

 

イベント情報

7/4 緊縛ショー出演 @四谷三丁目CON TON TON VIVO
太陽のような素敵なダンサーのタカダアキコさんとご一緒します。
最新情報は、吉乃蕾(よしのつぼみ)さんのTwitterをご確認ください。

7/22〜7/23 有末 剛緊縛公演『ロラン・バルトふうに 江戸八景戀譚里-えどはっけいこいのわけざと-』

緊縛の舞台です。闇の中、目を凝らして垣間見る淫靡な物語の世界をお楽しみ下さい。
緊縛クロッキー会も同時に開催します(緊縛クロッキーのみの参加も可能です。絵を書く方にはおすすめ!)

詳細 https://kinbaku-yawa.hatenablog.com/entry/2021/05/05/223603

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