こんにちは。夏目江理です。
私は、記憶力に難があるのか、同じ話を何度もしてしまうことに定評があります。
私自身はその話をしたことがないと思っているので、相手に「その話、もう3回くらい聞いたよ!!!」と指摘されて初めて気がつきます。
深酔いするとさらに悪化して、「その話、7回目なんだけど?!」と相手の背筋を凍らせたこともあるようです。
したがって、7回が私の最高記録です(たぶんこの話も繰り返し話してるような気がします)
ですので、注意喚起的にこのテーマをブログ記事にしておくことにしました。
知り合いの皆さんは、ぜひお気をつけくださいね(オメーが気を付けな)
もくじ
なつえりが繰り返し話しがちなネタTOP5!
ランキング形式で発表していきます。あくまで主観的に「何回も話してる」って言われた回数が多いようなエピソードです。
第五位:お通夜のオバチャン、鼻毛3センチ事件
お通夜に行ったとき、めちゃくちゃ気さくな親戚のオバチャンがずっと話しかけてくれてたんですが、オバチャンの鼻毛が3センチくらい飛び出てました。
しかも右の鼻の穴からだけ、すごい勢いで飛び出てました。一本だけじゃなくて、束でした。毛束。
「どうしたらこの長さまで大事に温存しておけるんだろうか?」と、逆に興味深かったです。
普段全然会わないのに、よりによってお通夜の場で鼻毛の指摘なんてできない。
ましてや、もう還暦をゆうに過ぎた女性になんとなくハッキリ言えない…と尻込みして、結局言えずじまいのままお通夜は終了しました。
この話を彼氏にしようとして、「ねえねえ、このまえお通夜行ったときにオバチャンの鼻毛がさぁ…」と言いかけて、「もうその話3回くらい聞いたんだけど!?」と言われたときには衝撃でした。
私も衝撃だったし、彼氏も衝撃を受けていました。
第四位:夏休みに、総重量2kgの貯金箱を自作した話
小学生の夏休みの宿題で「紙粘土で貯金箱をつくろう」という課題が出ました。
しかし、作る方法がまったく分かりませんでした。でも貯金箱の構造は知っていたので(中は空洞、外は粘土、そして硬貨を入れる)
根拠のない謎の自信だけが、貯金箱づくりのモチベーションでした。
粘土と紙粘土のちがいも分かっていなかったので、とりあえず粘土をどっさり買い、コブシをぐりぐりと突っ込んで中を空洞にして、丸い空洞の粘土を作りました。
なにも成形しないのもアレだなと思い、作りやすそうなペンギン(っぽく見える形)にしました。
最後に、背中にハサミでズブリと穴を貫通させて。
まるでベトベトンのような、ブッサイクなペンギンが出来上がりました。
こう、親もなんか言ってくれればいいのに。
しかし、貯金箱が乾き上がったあと、まるでダンベルのように重いことが判明しました。
鈍器のような重量感だったので、あれで人を殴れば致命傷を負わせられたでしょう。
夏休み明け、「私の貯金箱はなにかがおかしい。他の子と何かが決定的に違う。」と頭が真っ白になりながら、震える手で手提げのなかに貯金箱を入れて登校したのを覚えています。
重過ぎて、バッグのヒモをかけている肩が千切れるかと思いました。
いまでもそのペンギン貯金箱は実家に設置されています。
ここまで読んでいただけた方は、「え?なにこのクッソどうでもいい話…」と思っていることでしょう。
私もそう思います。
他人に対して2度もするような話ではありません。
しかし私は、この話を彼氏に3回もしていたようです。
驚きですね。
※見出しに貼っているピカチュウのパック写真は、本文となんの関係もありません。
第三位:カッパくだん
高校生のとき、文化祭の出し物を考えることになりました。
担任のあだ名が「カッパ」だったので、何かカッパにちなんだ出し物をしよう、という話になりました。(冷静に考えると、ひどい話ですね。)
「人間の環境破壊に怒り心頭になったカッパたちが凶暴化し、市街地に爆弾を仕掛けるテロ事件が発生。爆弾解除のため、迷路を突破せよ!」
…という、めちゃくちゃテキトーに出した私の案がなぜか採用されてしまいました。
ちなみに、その爆弾の名前は「カッパクダン」といいます。
このアトラクションは、黒いゴミ袋で教室を仕切り、顔を緑にペインティングし、鳥のようなクチバシをつけた「カッパ役」たちが、次々に来場者に襲いかかるというものです。
ちゃんと頭頂部にカッパのお皿もつけていました。お皿は、紙皿をマジックで緑にぬり潰して加工したものです。
来場者には、入り口で本物のきゅうりが手渡されます。ちゃんとラップで包んであります。
カッパが襲いかかるときのセリフは「きゅう”り”〜〜〜!」がメジャーでした。
迷路の最後には、緑のゴミ袋に新聞紙をいっぱいつめて、カッパの顔の形に作ったカッパクダンが置かれています。
(教室の机にポン、と置いただけのシンプル仕様。)
そこに、演技派の同級生の男の子が「早く!その手に持っているきゅうりをカッパクダンの口元に差し込んで解除して…!!!」と促します。
その男の子がなんで解除方法を知っているのかはツっこんではいけません。
爆弾はチッチッチッ…と音を立てて動いています。
きゅうりをカッパクダンの口の穴に差し込む瞬間、男の子が隅に隠してあるメトロノーム(爆弾の音源)をしれっと停止。
そして、「おめでとう、世界は救われました。」と言い渡してエンドです。
文化祭は2日間続いたのですが、いろいろな人に握られた手持ちきゅうりは、最後にはもうゴムのようにクッタクタになっていて驚きました。
明らかにクッタクタなのに、誰も指摘せず同じきゅうりを使い続ける状況に思わず爆笑してしまいましたが、さすがに心の中で「ごめん、きゅうり。」って思いました。
もったいないのでちょっと食べてみましたが、ビックリするほど美味しくなかったです。
ちなみにこの出し物は、文化祭の出し物ランキングに入賞していました。まじかよ。
第二位:新卒で入社する際、脳出血で死ぬのに怯えていた話
大学卒業後、内定した会社にはいるまでのこり数日!というタイミング。
卒業祝いに友人宅で飲んでいたら、泥酔して後頭部を強打しました。
(ちなみに当時かけていたメガネは、道の真ん中で車に粉砕されているのが発見されました)
その痛みが抜けず、だんだんと疑心暗鬼になり「もしかして、脳出血してるのでは?」と不安になってきました。
内定式の日、私は希望通りの部署に辞表をいただきましたが、人事の上司に「でも私は、もう長くないかもしれないので…」と、うつむきながら吐き捨てました。
人事の上司は「え?」と言っていました。
後日いよいよやばいと思ってMRI検査で頭部をスキャンしたら、お医者さんに「タンコブですね」と言われました。
この話を、友人宅で泥酔〜「タンコブですね」のオチまできれいに話し終わった後、目の前の友人は困った顔で「あ、その話聞くの2回目だ…」と言い放ちました。
お願い、最初に言って。
第一位:おしっこと見せかけてウンチ
10年くらい前まで、実家で飼っていたミニチュア・ダックスフンドはとても臆病な性格でした。
お散歩に連れていくと、こちらの顔色を伺うような目つきで、片足を上げてオシッコのポーズ…をとるのですが、
オシッコのポーズと見せかけて、ウンチをし始めます。片足をあげたまま踏ん張るわけなので、もう全身がブルブルブルブル…とわなないています。
なんでカモフラージュしようとするのか。バレバレなんだよな。
…なんて、ヒドイことは決して言いません。誰にでも恥じらいの気持ちはありますから..。
むしろ、原っぱでウンチ大公開!しなきゃならないわんちゃんたちは、プライバシーがまったく担保されないので、ちょっと酷な話ですね。
ちなみにその実家の犬は、ウンチのあと、まったく関係ない場所に勢いよく砂かけをしていました。
砂がない場所でも、砂かけ儀式は毎回してました。本能?
この話はいろいろな人にしてるような気がします。ごめんなブラザー。
【番外編】「リサイクル」の自由研究でオリジナルソングを作った話
この記事を彼氏に見せたところ、「あれ?リサイクルの話入ってないじゃん!」とご指摘を受けましたので追記しました。
小学校の「総合」の授業で、1グループ4〜5人くらいにわかれて自由テーマで発表をしてください、という時間がありました。
理由は忘れましたが、とにかくうちのチームは「リサイクルについて」に決定しました。
模造紙に、リサイクルの種類とかをまとめて書いていくんですが、内容が薄いなぁという自覚がありました。
そこで、足りない知識をオリジナリティで補えないかと、発表の最後にオリジナルソングをみんなで歌うことにしました。
(もちろん、私発案です。本当にアホです。)
となりのトトロに出てくる「さんぽ」という曲の替え歌です。
リサイクル リサイクル
みんなピッカピカ
リサイクル 大好き
どんどんやろう
「やろう」という歌詞が、なんとなく雑すぎる…
というのは小学生の私でも薄々気づいていましたが、限られたリズムにあてはまる他の単語を探すのは容易ではありませんでした。
どんどん 実施しよう〜(字余り)
どんどん 行(おこな)おう〜(なんか変)
どんどん 推進しましょ〜(いきなり自治体感が出るしリズムがせわしない)
今思えば、この「どんどん」を削ってほかの表現に置き換えれば良かったような気がしますが、当時はこの試行錯誤で限界でした。
結局「やろう」に落ち着いてしまった、そこはかとない悔しさだけが残りました。
彼氏に話したら「よく覚えているね(そんなどうでもいい話)」とのコメントをいただきました。
【まとめ】同じ話をしようとしてしてるわけではない。
もしも私と話していて、「え、この話前も聞いたことあるんだけど…」と思ったら、その場でぜひ指摘してください。
だいたいどうでもいい話なので、すぐに他の話に切り替えます。すみません。
ただ、何度もする話ということは、思い出に残っているエピソードだということでもあります。
「この人にとっては大事な思い出なんだな」と、生暖かい目で受け流していただけると幸せです。
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