ラブグッズ愛好家ブロガーのぽかべです。こんにちは。
2018年12月5日に、性を語れる文化をつくるプロジェクト、SEX and the LIVE!!(以下、SatL)が主催する「ジェンダーフリー肉食女子会@渋谷」に参加しました。
女子会、と銘打ってはいますが、ジェンダーフリーなので男性も参加可能。
SatLは4名の性に関するアクティビストが結成したグループで、そうそうたるアクティビストさんが揃っています。
【SEX and the LIVE!!メンバー】
・染矢明日香(あすか)
NPO法人ピルコン理事長
既婚1児の母
活動分野:性教育・卜沢彩子(うらさわ)
既婚子なし、オープンマリッジ
A-live connect代表
活動分野:性暴力、若者支援、多様性・きのコ
バツイチ子なし、パートナーが2人
文筆家、ポリーラウンジ主催
活動分野:ポリアモリー、セクシャルマイノリティ・たかだまなみ
既婚子なし
ライター、(エア)株式会社たかだまなみ、
活動分野:ダメ恋愛、婚活

ポリアモリー(複数愛)とは、複数の人と同時に、それぞれが合意の上で性愛関係を築くライフスタイルのことをいいます。浮気でも不倫でも二股でもない「誠実で正直な複数恋愛」のことです。
きのコさんは、ご自身の著書のなかでも丁寧にポリアモリーについて説明されています。ご関心をお持ちの方はぜひお手に取ってみてください!
また、ポリアモリーという言葉がいよいよ、大前研一さんの「日本の論点 2019」に掲載されました。文責はきのコさんです….!!

「SEXを考える委員会」会長おかめちゃんの海外製コンドームが散らばるなか…….
イベントではかなり美味しい料理がずらり。
隣には憧れのきのコさんや、そのパートナーのいっちーさんがいるなか、とにかく肉を食らいまくる….。w
きのコさんは、すごく理路整然とわかりやすい文章を書くので、キチッ!とした印象を持っていたのですが、
直接お話しすると、サバゲーを愛するめちゃくちゃ気さくで優しいお姉さんでした….!!!
性について理解があるということは、個性について理解があるということだ
私が気づいたことは、性について理解がある方とは、圧倒的に話しやすいということ。
性について理解しようとする姿勢は、相手の個性を理解しようとする姿勢に他ならないからだと思います。
(似た例ですが、ラブグッズメーカーの会社では男性社員さんが理解のある方ばかりで、女性にとって最高の労働環境だとよく聞きます。)
「セックス」「コンドーム」「パートナーとの関係」「理想の恋愛」などなどについて、なんの心理的ハードルも感じずに真剣に話せる環境がそこにありました。

一言でいうなら「呼吸がしやすい」!!!
心の酸素濃度が高く、すごくリラックスして話すことができました。
性について発信している….というと、なんとなく「非日常」なイメージをもたれることが多いのですが、
性の多様性について考えることはそのまま、個性の多様性について考えを広げるということ。
その考えが、柔軟なコミュニケーションに直結する。だから、実は誰にでも関係するひじょうに身近なトピックだということは多くの人に伝えたいです。

私はきのコさんのポリアモリーについての本を読んで、自分はモノガミーであると初めてはっきり自覚しましたし、それがパートナーシップにおいては「日本の婚姻制度を受け入れる覚悟」に繋がっていたりします….。
みなさんもまずは、きのコさんの著書や、cakesの連載にふれて、世界を広げてみませんか?
ポリアモリーという概念じたいは、今後数年でもっと認識が広がっていくと思います。偏見をもつのではなく、この機に当事者の発信にぜひふれてみてくださいね。
….あと、このイベントで「SEXを考える委員会」会長で、Xジェンダーのおかめちゃんに会えたのは私にとっても幸運でした。
彼女は中央大学の大学生ですが、外国籍の旦那さんと学生結婚しています。学祭にはAV男優しみけんさんを呼んで1,000人集客した猛者です….!
このイベントの後に、渋谷のWIRED CAFEで小一時間、オンラインサロン運営について語り合ってました。笑
素敵な場所と出会いに感謝です!