ブロガーの夏目江理です。こんにちは。
突然ですが、2016年の夏にアメリカの街を全裸でチャリで爆走しました。
Naked Bike Rideというイベントに参加したからです。今回はその時の話をしようとおもいます。
もくじ
- 1 Naked Bike Ride(ネイキッド・バイク・ライド)って何?
- 2 Naked Bike Rideの開催都市は世界中にある
- 3 オレゴン州・ポートランドのNaked Bike Rideに参加したよ
- 4 ネイキッドバイクライドに一緒に参加した愉快な仲間たち
- 5 Naked Bike Ride スタート前のカオスな集合場所
- 6 Naked Bike Rideいよいよスタート!!開始の合図
- 7 「バイク」ライドなのにもはや自転車じゃないやつらも。
- 8 Naked Bike Rideで実際に走ってみた感想は?!
- 9 全裸でいることに慣れきってしまった。
- 10 走行中の他の暇つぶし方法
- 11 無料の電子書籍で「セックスで人生を変える方法」が学べます
Naked Bike Ride(ネイキッド・バイク・ライド)って何?
私が参加した年のネイキッド・バイク・ライドです。ざっと見たけど私はうつってないかもw
2014年の6月に参加したからもう4年前ですね!
Naked はだかで Bike ちゃり Ride のる 結論:ハダカでチャリ乗るイベントです。
このNaked Bike Rideですが、じつはふざけまくってるだけのイベントじゃなく、歴史があります。
自転車乗りにとって安全な環境を整備してほしいと訴えるデモ活動の側面があります。
通常は、裸で公道を歩けば猥褻物陳列罪という罪に問われますが、
「デモの表現手段の一環」としての全裸だったら、罪にならないそうです….!

まあ、今じゃあただのボローニャソーセージ展覧会になってますけどね!
Naked Bike Rideの開催都市は世界中にある
実はこのイベント、シンガポール、アメリカ、ヨーロッパなど、世界中で開催されているんですよ。
開催都市はこちらのマップで確認してみてください。ざっと50都市くらいはあるんじゃないかな?
(ただし、開催予定だけで実際に未開催の都市も含まれます。日本もそのパターンでしたw)
オレゴン州・ポートランドのNaked Bike Rideに参加したよ
アメリカの、オレゴン州西海岸にあるポートランドという港町で開催されたNBRにいってきました。


例えば、友達と一緒にバス停でバスを待ってたら、
右からおばさんが踊りながらスライドインしてくる。
おばさん「hey! you guys! どこ行くの!」
みたいな感じで、踊りながら絡まれる。こんなのがもう日常茶飯事なんですね。
ネイキッドバイクライドに一緒に参加した愉快な仲間たち
私以外に、4人の仲間たちと共に参戦しました。
●当時付き合ってたアメリカ人の元彼(1名)
●日本人の奥さんとアメリカ人の旦那さん夫婦(2名)
あと、もう一人いました。
「お前も自分に革命起こせよ」
と、我々に脅されたアメリカ人音楽教師もトッピング。
いつもは、日本の尺八とかの研究してる繊細な感じの方なんですけどね。
研究の前にお前のパンツの中の尺八を出せと。
控えめに言ってかわいそうでした。
Naked Bike Ride スタート前のカオスな集合場所
陰毛パンツ説
スタート地点のはらっぱに集まって、
時間になったらみんなで一斉によーいどん!します。
その原っぱについたら、そこでもう禊(みそぎ)タイムです。
ディズニーランドの入場門についたら、持参したカチューシャつけますよね。
Naked Bike Rideでは、逆に持参した服をぜんぶぬぎ捨てます。
で、わたしも裸になったわけです。ぱさーっと。
もちろん、恥ずかしさがないわけじゃないですよ?
でも、周りがみーーーんな裸だからね。もう感覚が麻痺してくるんですねー!!
その当時は陰毛もしっかり生えていたので、別にヤバいものが公開されているわけではないですね。
パンツ履いてるのと同じだと思います。
陰毛パンツ説。
ちなみに私以外のひとは、みんな陰毛をショリッショリに処理してきてました。
一緒に参加したアメリカ人の旦那さんもショリしてきてました。元彼と、音楽教師も。
そして奥さんも、この日のためにパイパンにしてきてました。もうすべてを世界にさらけだしてましたね。

「Mr.Beard」と「中古赤レース下着男」
ほかの出場者もぞくぞくと周りで脱ぎ始めますが、
そのなかに、日本人男子2人がいるのを発見。アジア人参加者はかなり珍しいので親近感。
感動して話しかけようと近づいたら、そいつらの見た目がちょっとおかしいことに気づきました。
男子のひとりはゴツくて地黒で、武井壮みたいな感じなんでですが、
レースの赤い下着を、上下でつけてたんですよ。
真っ赤なパンティーと、真っ赤なブラジャーを。
それどうしたの?って聞いたら、「きょうのために古着屋で買ったぜ」って。
もう一人の男子は、一見ただの素っ裸なんですが、
ふと股間を見るとね。オティンポムの上に、ノリがくっついてるんですよ。
加藤茶さんが、かとちゃんペ!ってやるときに鼻の下に付いてるような感じの小さな黒い四角形です。
なにかなーって思ったら、陰毛でした。
悔しいことにそいつら、周りの外国人からもうメチャメチャ人気になっていて。
「ミスタービアード!!」とかいってちやほやされてました。
わたしがNaked Bike Rideで見たアジア人はその2人くらいで、
あとは白人のアメリカ人ばっかりでしたね。
まあ留学中の日本人の後輩たちが見物に来てて、しっかり全裸見られましたけどね。

Naked Bike Rideいよいよスタート!!開始の合図
そんなこんなしてるうちに、パァン!と陸上みたいなピストルが鳴りました。
その瞬間、みんな一斉に決められたコースに沿ってチャリをこぎだした!
私が参加したとき、なんと参加者が1万人もいました。もうすんごい人の数です。
で、我々グループもあわててチャリにのって、1万人にまざって漕ぎだしました。
どんな感じの雰囲気かというと、みんなお祭り騒ぎです。
ハロウィンみたいな飾りを付け、ボディーペインティングとかして、
めっちゃ、フゥーー!!っていいまくってるんですよ。
チャリに、コンポを取りつけて大音量でクラブミュージックを流してる人もいました。
「バイク」ライドなのにもはや自転車じゃないやつらも。
中でも面白かったのは、チャリじゃなくて、スーパーマーケットのカートで参加してるやつら。
ゲイカップルだったんですが、ゴリゴリ男がカートをがらがらがらがらー!と押すんですよ。
で、そのカートのなかがカラフルな花びらで埋め尽くされていて、
その花びらの中におねえっぽいゲイがすっぽり入ってて、花びらを後ろに撒き散らしながら走ってるんですよ。

あと、ペニー・ファージングで参戦してる人もいました。

Naked Bike Rideで実際に走ってみた感想は?!

言葉にできないほどの、もう暴力的な爽快感が味わえます。
あまりの気持ち良さに、わたしも「フゥー!」とか叫びまくってましたしね。
裸で自転車に乗る….。そうすると、体全体で風を切れるんです。
生肌で風をきる。しかも公の道で。

全裸でいることに慣れきってしまった。
でも、人間って恐ろしいですね。
何が恐ろしいかって、走って20分くらいすると慣れるんです。
自分が裸で公道を走っているという事実に….。

もはや「はやくゴールしねえかなw」とか思い始めます。
一緒に走ってるフレンズもだんだん飽きてきてるのが明白。
休憩したくなったので、とりあえずいったんチャリを道端に駐車し、
道路脇のホットドッグ屋さんに立ち寄りました。
「ホットドックひとつ」って、注文。全裸で普通に注文。
ホットドッグ丸出しでホットドッグを購入するという、稀有な体験。
走行中の他の暇つぶし方法
このイベント、道端で応援してくれてる一般人の人が結構います!
服を着た人が、道沿の家から出てきて、ファイトーーって応援してくれるんですね。
そういう人たちに、日本語が通じるかどうかチャレンジを行いました。

地元の方「コンニチワァ….」

たまに、日本語を勉強されてるかただと….
地元の方「アナタ、ゲンキデスカ?」
とか、ちょっとハイレベルなフレーズが返ってくることもある!!これが面白い!!w
….みたいな感じで走り終わったワイは、終着点で全裸のままダンスパーティーに若干参加しました。

みなさんもぜひ!!!
一生に一度は、Naked Bike Ride にご参加してみてくださいね〜〜!!!