人を守り抜くために、人を切る。選ぶという覚悟について

人を守るために、人を切る。

 

 

人を切る力を身につけろ。

この言葉がずっと心に引っかかっていた。

 

 

「ぽかべは、人を切るチカラを身につけたらもっと伸びるよ」

文脈は失念したけど、借金インフルエンサーしゅうへい氏がいつか私に言ってくれたことがあった。

いつまでもいい人になってるんじゃなくて、付き合う人や仕事も取捨選択しなさい。そんな趣旨だったと思う。

「なんとなく大事なことを言ってくれているような気がする」というフックになって、時々ひょこっと意識に上がってくるような言葉になっていたけど、

自分が伸びるために誰かの好意を断るなんて、そんなことできるわけがない。そう思っていた。

 

学生時代から引きずっていた呪い

 

思春期は、人間関係がうまくいかなかった。

 

思いついたことを実行したら、学校中、ときには校外でも噂され、いじめられた。

ふとした瞬間に発した言葉が原因で、バカにされた。課外活動でチャレンジしたこともうまくいかなかった。

参考記事:ぽかべのプロフィール

参考記事:【いじめは滅べ】中学で先輩に呼び出しされた時の内容晒して供養する

参考記事:大学時代にサークル運営で大失敗した、たった一つの理由。

 

表面上はハイスペで、私を知らない人からしたら「すごいね〜!」という感じだけど、

よく見ると中身はグチャグチャだし、やればやるほどバカ扱いされる。

チャレンジすればするほど、自分に自信を持てなくなっていた。

 

自分を信じることができなくなった最大の原因は、幼少期に直感で行ったことが長期間のいじめなど大きな失敗に繋がり、大学時代はアタマで考えたことでも失敗したこと。

直感もロジックでもダメなら、そもそも「選択する」ということ自体が向いてないんじゃないかと、無意識のうちに思い込んでいった。

思い切って選択しても、どうせうまくいかなくて傷つくだけだ。

だから、みんながやってることを、みんながやってる通りにやればいいんだ…と。

 

大学時代にも軽いうつになったりしていたけど、それでも無事卒業できたのは、チャレンジの数自体はとても多かったので、その中でいくつか成功体験を積むことができたからだと思う。とくに英語の勉強が上手くいって、アメリカ人の彼とラブラブだったから幸せでいられた。

卒業直前にはシングルになったこともあり、あまり心の頼りがなくなってしまった。

唯一、「歌が上手く歌える」ということが自己肯定を支えてくれた。歌わないとソワソワしてきてしまい、週に数回、30分でもいいから一人でカラオケにいっていた。

そんなメンタルの延長で新卒就職したわけだけど、仕事内容に死ぬほど適性がなく、ほぼ終電まで働いていたので、まる2年勤務したけど体を壊して辞めた。

 

自分やっぱダメだな、という呪いを、自分自身にかけていたと思う。

 

 

「ブロガー」という仕事についてから、環境が変わった

 

文字を書くことは自分にとって、とても好きで得意な仕事になった。

そして私がブロガーになった時に「オンラインサロン文化」が本格的に台頭してきていたので、親友と勢いでコミュニティ運営もしてみたところ、すごく楽しい。

学生時代とうってかわって、「すごい!」とか「さすが!」とか褒められることが増えたので、内側と外側の自己評価のギャップにとても戸惑うことになった。

近しい人にいくら「自分に自信をもちなよ」「なんで自分の強みを認めないの?」と言われても、自分が褒められる対象になっているという事実が1ミリもピンと来なかった。

 

Twitterやブログ運営でできることも増えていったにも関わらず、わたしは新しいことに挑戦するのにいまだに二の足を踏んでいた。

特に、お金をいただくということが自分にとってめちゃくちゃハードルに感じていた。

お金をいただく=価値提供だとすれば、自分に提供できるような価値はないと思い込んでいたからだと思う。

(オンラインサロンは”周りがみんなその値段で開設していた”ので、そこまでハードルを感じなかった)

 

石川県に引っ越して、転機が訪れた

 

石川県で活動するしゅくろーくんが、有名YouTuberジョーブログのジョーさんを金沢に呼んでイベントを開催していました。

参考記事:ジョーブログのジョー講演会@金沢参加レポ!一歩踏み出せない人へ

 

その時に繋がった、LIPCON代表のうなみさんに、コワーキングスペースの運営を任せていただけることになりました。

うなみさんはスペースをただの場所貸しじゃなく、一つのビジネスパートナーが集まるコミュニティとして運営していきたいという想いがあり、託してくれました。

 

 

うなみさんは、信頼を置く人をビシッと決めて、そんな人にはビジョンを語って、葛藤や中身まで全部晒しながら新規事業を作る人。

そんなうなみさんに信頼してもらっている感覚が気持ちよかったし、こちらも真剣になれる感覚がありました。

うなみさんに信頼してもらえて、色々な人に紹介してもらえて初めて、わたしは私の考えや仕事について本当に自信をもつことができたのかもしれません。

 

また彼は、「この人、素敵だな」「あの人どう思う?」など、関わる人選びに人一倍神経を使っていてビックリしました。違うなと思ったら距離を置く、という選択も、意識的にしているようでした。

 

でも、私はスペース運営にあたって煮え切らない感じがありました。

「そうは言っても、仲間になりたいと思ってくれた人の好意を無下にはできない」

そう思いながら接客していたのですが、それを感じ取ったのか、先日、彼からこんなアドバイスがありました。

 

「コミュニティ繁栄のヒケツは異分子の排除。ぽかべちゃんが違うな〜と思った人は、遠慮なく切っちゃっていいからね。」

 

その瞬間、あ…前と同じことを言われているな、と思いました。

 

例えばうなみさんは、ネットワークビジネスに関係している人は、それが判明した瞬間にスパッと縁を切ります。それは自分の周囲に被害が及ぶ可能性があったり、ビジネスに影響があるから。いわばディフェンスです。

実際、マルチに誘われそうだった子を、資金を投げ打って守ろうとしたこともあったそうです。(それは当事者の子から聞きました)

 

みんなと仲良くできるのは、イイコトだと思っていた。

 

誰とでもうまくやろうとすると、本当に大事な人を守ることができない。

当たり前だけど、体感して学んだのは初めてだった。

 

「他人に刺してもらった言葉が、数ヶ月かかって自覚になり、言語化される」

半年以上前から、しゅうへいさんには特にこういう経験をいくつもさせてもらっています。

当時のサロンの仲間も、きっと同じことを繰り返し言ってくれていて、その言葉が心の中に引っかかっていたからこそ、今気づくことができたと思う。

ピンと来ない私に向けて、何度も声をかけてくれて本当にありがとうと伝えたいです。そして、「こいつピンときてないな…」と絶望していたかもしれません。本当に申し訳なかった…。

 

私が本当に守りたいのは、かれぴの存在や、信頼できる仲間たちの存在。

私に足りなかったのは、そんな人たちのために「選びぬく覚悟をもつこと」だったと思う。

 

今までの私の考え方は、こう。

「選んだら、選ばなかった人を傷つける。傷つけることで自分も傷ついてしまう。

そして、そんなことを自分がしていいはずがない。

だから、みんなと仲良くする。全て無難にこなす。

対価なんてもらう資格がないから、お金をもらわずボランティアでやりたい。」

 

 

でもそんな考え方で、本当の信頼関係をつくれるわけがなかったと思う。

だから、

「大事にしたい人がいる。

その人たちと自分にとって一番いい環境を作る。

全ての人と仲良くするのは不可能。

だから、選ぶ。

選び・選ばれたなら、仕事をしただけ、きちんと対価をもらう。」

こんな考え方に、自分を変えていく必要がある。現在進行形で、だんだんそうなりつつあるのを感じます。

 

 

その選び選ばれる関係の作り方を覚えていった先に、価値を提供できる人が増えていくのだと思う。

うなみさんみたいに、それが自然にできる領域とまではいかないけど、少しずつ進んでいきたい。

私が何を言われてもいい、それでも力になりたい人たちがみつかった。

自分から選んでいこう。

 

 

「人を守り抜くために、人を切る。」

 

 

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