ブロガーの夏目江理です。こんにちは。
突然ですが、私は今まで自分のことを、こんな性格だと思ってました。
・ド変態。
(下ネタ話してる時は超明るい性格。)
・何事にもテキトー、熱しやすく冷めやすい
・ロジックとか数字に弱い
・シャイ
・大人数は嫌い、一人でいるのが好き
わりと自分に自信ない感じが出てますよね。笑
でも、26年間ずーっと自分はこんな性格だと思ってました。
でも、実際は全然違ったんだな、ってことが最近わかったんです。
今は自分の性格をこんな感じだと思っています。
・ド変態。
・責任感が強くて、一回本気になったらとことんコミット。
(本気にならなかったら、全然やらない。)
・けっこうロジカル
・積極的
・おしゃべり好き
・一人も好きだが、みんなで何かをやるのが大好き
要するに、自分の思い込んでいる性格と、実際にどうなのかは、けっこう乖離している!ということです。
「じゃあどーやってわかったの?」という理由を書いていきます。
もくじ
自分が「達成したこと」を、めちゃくちゃリアルに思い出す
自分が、人生で「達成した〜〜!!」と感じた出来事について思い出してみてください。
できれば、一つ一つの行動や、自分が感じた気持ちなどもリアルに細かく思い出してみてください。
大きなことじゃなくても、自分が「やってよかったな〜」「頑張ってよかったな〜」と思ってることなら、なんでもいいです。
本当は、思い出しながらその話を誰かに聞いてもらうのがいいですが、
でもいま、お一人であれば、ノートにすべて書き出していくのをオススメします。
・・・書き出せましたか?
書き出した内容を、一度「他人がやった出来事」だと思って読んでみる。
それでは次に、ノートに書き出した内容を、
「自分がやったこと」ではなく「誰か知らない人がやったこと」としてもう一度読み直してみてください。
読み直す時に、「この人はどんな考え方の人で、どんなことを成し遂げたんだろう?」って、客観的に読み進めてみましょう。
話を聞いてもらった場合には、「この話を聞いて、主人公はどんな性格の人だと思った?」と、聞き手に尋ねてみましょう。
そこで、どんな人物像が浮かび上がってきましたか?
はい。
そこに浮かんできた像こそが、あなたの像なんです。
「自分はこうだ」っていう思い込みが除かれた、あなたの像です。
もちろん、この像=あなたの100%全てをあらわすということではないです。
エピソードの一つですからね。
でも、そこに現れてきた像は、まぎれもなくあなたの1部なんですよ。
これは、ライフコーチングでは「Fullfillment(フルフィルメント)のコーチング」と呼ばれており、自己理解のメソッドとして使われています。
なつえりのFullfulmentコーチングのケース
なつえりが「人生で達成したなぁ〜〜」と思った出来事のひとつは、高校時代の吹奏楽部での活動でした。
年1回、地元で部として演奏会を開くのですが、コンサート形式が50年間もまったく一緒だったんです。笑
第一部は、真面目なクラシック曲を演奏。第二部は、ポップな曲を演奏・・。
ぜんぶ座りっぱなしのまま演奏して、演出といえばちょっと楽器を振ってにぎやかしするくらいw
私はそんな形式ばった演奏会を「クソつまらんw」と思い、うちらの代で面白くしようぜ!と決めました。
顧問への説得、部員からの反発もあり、わかってもらえず辛いこともあった。簡単ではなかったです。
でも、一から演出を考え、脚本も夜な夜な書いたっけな・・。
そして、なんとかミュージカルっぽい形式の演奏会が完成!
部員も「今年はいつもと違うぞ!」とやる気になってくれて、自然と声を掛け合って、みんなで町中にポスター貼りに出かけたのも、とってもいい思い出です。
当日、観客数は創部して以来の最高記録となりました。
アンコールまでずっと1曲1曲に入魂して盛り上がりっぱなしで、演奏が終わった瞬間「ブラボー」という声が観客席から飛んできた。
その瞬間、ステージ上で思わず号泣してしまいました。暖かい拍手を浴びながら・・。
「ああ、200%やりきった。自分にもう悔いはない。」そう心から思えたんです。
・・・このエピソードを、20人くらいの前でワーーーッと話したんです。
そのあとに、「なつえりってどういう人だと思った?」という感想を皆さんにいただけたんですよ。
そしたら、今まで自分で全く思ってなかったような肯定的なワードをもらえたんです。
・50年もの慣習を打ち破れる、1歩踏み出す勇気のある人
・責任感のある人
・諦めない、粘り強い人
・面白いこと大好きな人
・お祭り大好きな人
・みんなで何かをやるのが大好きな人
・チームプレーが好きな人
・人の魂に火をつける人←これドチャクソ嬉しかったw
あれ、私、チームプレーに苦手意識があったんだけどな・・・
しかも、何事にもテキトーで、熱しやすく冷めやすいんだけど。
おかしいな・・・w
・・・と、ハッとしました。
でもそれって、
「チームプレー大好きだけど、うまくいかない挫折経験があって、自信喪失してた状態」だったんです。
それが好きだからこそ、傷つきたくなくて、あえて避けてたんだと思います。
本当は、この部活のエピソードみたいに、みんなで同じ方向を向いて、なにかを達成することがたまらなく好きだったんです。
要するに、自分にすごく期待する分野だからこそ、できないところばかりが目につきすぎて、
「自分はできない、したくない….」という思い込みをしてたんです。
その思い込みが、自分の人物像にまで影響を及ぼしていたことを発見しました。
本当は、できるのに。それをしたいのに。
この気づきは、目から鱗でしたね・・。
自分の考え・行動をざーっと表に出して、一度客観的にみつめてみる。
このワークは、自分自身に対する思い込みを取っ払えるのでオススメです!
他の経験でも、同じようにやってみようʅ(‾◡◝)ʃ
「達成したこと」以外のテーマでも同じワークをやってみると、さらに自己理解が深まることと思います!
何回かやってリハビリしていくと、自分を客観視する思考回路ができていくので、日常的に自分を見つめられるようになります。
「あ、自分いまこんな風に考えたな・・」「こんな考え方もするんだな・・」など、俯瞰して考えられるようになります。
そうなると何が楽って、一喜一憂しなくなるから気が楽になるんです。w
簡単に実践できるワークなので、是非一度やってみてくださいね٩( ‘ω’ )و
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