「房」とは部屋・寝室のことで、その中で行われる養生術(健康法)を指しており、中国の皇帝が政治的な目的のためにも子孫を絶やさないように学び、利用したともいわれています。
今回は、GINZAで『性がキレイを決める房中養生入門』を連載されており、ヨガ講師・鍼灸師のかたわら「房中養生」を取り入れたカウンセリングを行なっている鰻澤智美さんにインタビューしました!
鰻澤さんは、私がいま受講しているラブライフ・カウンセリング講座の初期の卒業生でもあります。セクシャルカウンセリングの知識をお仕事にどう活かされているのかも伺いました!

左:ぽかべ 右:鰻澤智美さん
「カップルでセックスについて話し合う」を当たり前の世の中にすべく活動中。ラブライフカウンセリング®︎受講生、日本性科学会会員。2020年は家族相談士の資格取得のため勉強中です。
もくじ
「房中養生」は誰でも実践できる!
なんだか、ちょっと難しそうな雰囲気が漂う「房中養生」ですが…意外と身近で、すぐに取り入れられるものも多いんです!
実際のやり方は、このページのもう少し下でお伝えします。






性を楽しめるカップルは、パートナーとのコミュニケーションも円滑になり笑って過ごせる。そうなるとナチュラルキラー細胞の活性化で免疫力もアップします。



鰻澤さんは、鍼灸師としてひとりひとりの体に合わせたオーダーメイドな治療法を提案しているそうですが、もっと日常で簡単にできる予防法が「養生」なんだそうです。
それは、体を冷やさないとか、体の入り口と出口を整える(オーラルケアと腸活の大切さ)ことや、食べ物に気を配るなどの基礎的なもの。

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下半身の冷え、生理痛対策におすすめのツボ「三陰交(さんいんこう)」



【探し方】
内くるぶしの頂点から指幅4本分上がったところで、骨と筋肉の境目【ポイント】
ゆっくり息を吐きながら静かに押して、息を吸いながら離します。
目安としては、一度に続けて3回程度押すと良いでしょう。
押す力は控えめに。温灸も効果的です。(引用ー救心HP)

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こちらが「懸鐘(けんしょう)」

こちらが湧泉(ゆうせん)。語源が激アツ。

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西洋医学は「病気になってからの対症療法」として優れています。そこにぜひ、東洋医学の予防医学的な知識も取り入れて、日頃から体をケアしていきたいものです。
東洋医学的な観点から、性行為を楽しむためのアドバイス!




ただ、血流だけではなく、体全体の「気血」の巡り全体が良い状態であることが大事なんです。
東洋医学では、「病は気から」などと言われるように、体と心を包括して診ていきます。



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「東洋医学と西洋医学ってケンカしないの?」
「房中養生を学んだきっかけは?」
「ラブライフカウンセリング講座がどう仕事に活きているか?」